ネイバーズ

2017/11/17

ニコラス・ストーラー監督作「ネイバーズ」("Bad Neighbors" : 2014)[DVD]

隣家に引っ越してきた若者グループの騒音被害に苛まれた夫妻が、追い出し攻勢に奮闘する様を描くコメディ作品。

とある住宅街の一軒家に住まうマック、ケリー夫妻。しがないサラリーマンのマックはちゃらんぽらんな性格だったが、ケリーの出産を機に心変わりし、夫妻は協力して幼子の世話をしながら、平穏で幸せな日々を過ごしていた。夫妻は空き家となっている隣家に、どんな人が入居するのか楽しみだった。

ある日、そんな隣家にテディという大学生が中心の若者グループが集団で入居する事になる。不安に駆られた夫妻は、彼らが騒ぎすぎない様に、挨拶がてら、やんわりと釘を差しに行く。グループは「デルタサイベータ」と称する、大人数の若者を擁するグループで、その結束は友情を凌ぐ兄弟愛そのものだった。グループの歴史は1930年にまで遡り、代々のメンバーが歴史的なパーティを行う義務を担ってきたのだった。

彼らは家をクラブハウスへと改装し、夜になると早速騒々しくパーティを始める。夫妻は刺激しないように苦情を伝えに行く。テディと弟分のピートは、夫妻を懐柔しようとパーティに招く。夫妻も良好な関係を維持しようと、その誘いを受け、若者達とハメを外し、親交を深める。

ところが翌晩、グループは夫妻に配慮する事なく、騒音をまき散らす。夫妻は再度苦情を伝えるが、聞き入れられず、矢も盾もたまらぬマックは警察に匿名で通報する。テディは到着した警察官を言葉巧みに説得し、逆に警察官は通報者がマックである事をバラしてしまう。

根に持ったテディは、翌日から夫妻宅にゴミを撒くなどの嫌がらせを始める。一方で、近隣の住民に対してはボランティアを行うなどし、懐柔していく。呆れ果てた夫妻は、家を売る事を検討するが、せいぜい半額にしかならない事を知り、諦める。庭に撒かれたゴミに混じっていたコンドームを手にした娘を見て、憤慨した夫妻は、テディらの通う大学の学部長に直訴しに行く。大学では三振制を採っており、テディらはまだ1ストライクで、早急な改善は見込めなかった。

攻勢に出る決意をしたマックは、隣家の水道管を破損させ、屋内を水浸しにさせる。大きな被害を被り、金策を迫られたグループは、自分達の勃起したペニスを型取りし、オモチャとして売りに出す。オモチャは若い女性に大反響で、グループは被害額以上の資金を獲得し、庭にプールを造り、更に盛り上がりを増していく。

ケリー発案の「兄弟より女」作戦を実行する事になり、夫妻は互いに親友の離婚カップルのジミーとポーラを引き入れ、クラブハウスに乗り込む。夫妻はピートがテディの彼女とSEXする様に仕向け、テディにその現場を目撃させる。激昂したテディはピートを責め、勢い余って、歩道を通行していた大学の教授を負傷させてしまう。

2ストライクとなったテディらには、学部長から保護観察処分が下る。翌日、テディはピートと仲直りするも、就活に専念するピートと温度差を感じ、蟠りが生じる。テディらは保護観察に配慮し、派手な行動は慎むようになる。

夫妻はグループの下っ端格のアスジュースをカネで抱き込み、テディによるアスジュースらへのいじめの証拠を掴もうと企てる。夫妻はアスジュースに隠しカメラを忍ばせ、監視するが、途中で翻意したアスジュースは、テディに夫妻の計画を全てバラしてしまう。

翌日、グループの手で、マックの車のエアバッグが全て取り除かれ、職場や自宅に仕掛けられ、マックとジミーが罠に引っかかり負傷する。マックはやり返そうと奮起するが、ヒートアップを懸念し、翻意を促すケリーと口論になる。ケリーは家を出るが、程なくして夫妻はポーラ宅で仲直りする。一方、テディとピートでグループの在り方を巡って諍いが生じ、テディがピートを追い出す。

夫妻は保護観察終了を偽装し、処分が終わる前に騒動を引き起こさせ、テディらを退学に導こうと企む。テディらは保護観察が終了したと思い込み、歴史的なパーティを計画する。夫妻は独自にビラを撒いてクラブに有象無象の客を集める。グループのパーティが盛大に始まったところで、ジミーが警察に通報する。その頃、テディは集まった客層に違和感を覚え、保護観察終了が夫妻らによる偽装だと気付く。即座にパーティを中止したところに警察官が到着するが、客が解散し始めたのを見て、引き上げようとする。

慌てた夫妻らはクラブに侵入し、パーティを強引に続行させ、客達を呼び戻そうとする。屋内でマックはテディと鉢合わせとなり、格闘する。その間に、ケリーがクラブに備蓄してあった花火を屋外に放つ。花火はパトカーを直撃し、激怒した警察官が再び戻ってくる。テディはピートの将来を配慮し逃げるように促すと、自身は逮捕される。こうして、ようやく夫妻に平穏な日々が戻ってくる。

4ヶ月後、マックはモール内のアバクロ店頭で、キャンペーンモデルをしているテディと偶然出会う。2人は騒動を水に流し、打ち解け合う。その後、ジミーとポーラはよりを戻し、またマックとケリーも愛娘と幸せな生活を送る。

 

これまたメリケンらしいノリが炸裂しているおバカ系コメディ。セス・ローゲン主演作にハズレは無いのだが、本作も例に漏れず。この手のハナシは向こうみたく、戸建て住宅がズラッと並んだ住宅街に住んでみないと、その本質は理解できないのかも知れないが、とにかくストーリーから演出からバカ過ぎて笑ってしまう。嫁さん役のローズ・バーンが爆笑モノの演技を披露していて、冒頭からSEXシーンがあったり、母乳が貯まって腫れ上がったおっぱいをベロンと出すシーンがあったり。このおっぱいはもちろん作り物なのだが、ローゲンに搾乳して!とかバーンが懇願するのだから、メリケンは発想が自由すぎる。彼女は演じる役の幅が広くて好きだわ。デルタサイの勃起ペニスの型取りシーンとか、よくやるよまったく。お下品だが面白すぎ。セス・ローゲンと言えば、北朝鮮をコケにした「ザ・インタビュー」は日本で公開、或いはリリースされないのだろうか。

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