私は現在JALのダイヤモンドで、ANAではノーステータスです。だから、CAの方については、JALのCAの方に好感を持っているだろうと思われるかもしれません。

でも、実際の感想としては、どちらかと言うとANAのCAの方に好感を持っています。

両社とも膨大な数のCAの方達がいらっしゃるので、自分が実際に接したCAの方だけで、どちらが良いと一般化するのは無理があると思っているので、これはあくまでも私の感じ方です。ただ、JALとANAのCAを比べると、何となくですが、JALの方達に距離感を感じます。

以前から、「働くならJAL」という言葉を聞いたことがあり、ANAのCAはJALに比べて激務だといわれていますが、実際にAIR STAGEなどのCA志望者の両社共合格した人達の進路を見ても、JALに進まれる人の方が多いような印象を持ちます。

勿論、これには早稲田と慶應の両大学合格者で、以前は早稲田を選ぶ者が圧倒的に多かったが、最近は慶應進学者が多いというケースで、慶應の偏差値操作の巧みさや、早稲田のマーケティングの稚拙さが要因としてあるように、一概にどちらの会社が良い、とは言えないとは自覚しています。

ただ、CAの職場として考えた場合、JALの場合は破たんを経た今でも、かつての親方日の丸的な体質が抜けきれず、型通りの仕事ぶりでOKというような、言い方を変えれば、一定のマニュアル通りのサービスで良い、ような雰囲気があるように感じます。

逆にANAの場合は接客の際の距離が近いと言うか、フレンドリーさと同時にこちらの要望に真摯に応えようという姿勢を感じます。以前、ANAの上層部の方の言葉として、「うちは普通の子が多い」というのを聞いたことがあります。裏を返せば、ANAはJALほど育ちが良くはなく、美人でもない、また成績優秀ではないが、その代わりに一生懸命に乗客に尽くすようなサービス精神が旺盛、というように聞こえます。

私は当然特典航空券ではありますが、JAL破たん後に、JALとANAのファーストクラスに、両社とも複数回、ロングフライトの欧州便に搭乗しました。その際の到着後の感想は、ANAは本当に私が快適に過ごせるように一生懸命に尽くしてくれた、ANAに搭乗して本当に良かった、と思いましたが、JALの場合は、過不足ない無難な接客だったな、というものでした。特に帰国便でのANAのファーストクラス搭乗の際、私が体調を崩していた時のANAのCAの方の気配りには、マニュアルを超えた本当の意味でのサービス精神を強く感じました。

人により感じ方は人それぞれ、また好みも人それぞれ、あまりかまってくれるな、という人も当然いるでしょうから、以上の感じ方考え方は私個人のものです。また、私はCA志望者の間にある常識を知りません。また、契約社員と正社員の両社の制度もよく知りません。ただ、私が好感をより持つのはANAのCAの方で、搭乗後にお礼のメッセージをHPを送ったのもANAだけです。

私はJALのダイヤモンドであることが表すように、どちらの会社に肩入れするわけではありませんが、企業としての顧客サービスについても、JALのダイヤモンドデスクが、電話するにも携帯ではフリーダイヤルが使えない、営業時間しか対応しない、待たされる、など不十分に感じます。

 

以上は私の好みのスタイルがANAであると言いたいだけで、JALを貶めるものではありませんし、また、JALの方が好み、という方が多いことも理解しております。